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Aー19.あるべき姿の創造(具体例)


 

『あるべき姿の創造』の具体例について解説します


経営者、学生、主婦の3ケースをつくってみました。ここではSWOT分析から導かれた外部環境と問題、またこれまでわかっている状況に基づいて①ミッション、②ビジョンを決めます。

 
(問題解決のフロー図)


「生ハム」を加工販売している経営者A                   


SWOT分析
外部環境(機会)
外部環境(脅威)
潜在的な問題

① 熟成生ハムに代わる第2の柱(商品)が無いこと
② 将来のあるべき姿がないこと

ミッション
「食品で感動を与えること」
ビジョン
「ここでしか味わえない食肉加工品を世に広めること」


「卒業後の進路」を考えている大学生B                   


SOWT分析
外部環境(機会)
外部環境(脅威)
潜在的な問題

① ストレスを抱え込む(抱え込みやすい)こと
② 職を失うこと

ミッション
「地域を活性化させること」
ビジョン
「自分の軸を確立すること」


「貯金」を考えている主婦C                        


SOWT分析

外部環境(機会)
外部環境(脅威)
潜在的な問題

① ライバルが増えること

ミッション
「家事テクで家族を笑顔にすること」
ビジョン
「サロンを早く開業すること」



ミッションやビジョンに正解はありません。大切なことは、これまで行ってきた外部環境と内部環境の分析結果に基づいたミッションやビジョンになっているということです。それらが結びつかない場合は、内部外部環境分析やブレインストーミング、ロジカルツリーが曖昧になっている可能性があります。従って改めて分析し直すことをおすすめします。

あるべき姿の創造についての解説は以上です。またネタが思いついたら追記します。
 
 


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