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Aー22.優先順位の決定(フレームワーク)


 

『優先順位の決定で活用するフレームワーク』について解説します


課題はひとつとは限りません。いくつも存在する課題に対し、あれもこれも取り組むことは時間的にも金銭的にも無理が生じます。従って取り組むべき課題の優先順位を決める必要があります。ここでは優先順位を決めるための代表的なフレームワークについて解説します。

 
(問題解決のフロー図)


1.2✕2マトリクス                           


代表的なフレームワークとして縦軸に重要度(緊急度)、横軸に緊急度(重要度)をテーマに整理した「時間管理マトリクス」があります。この2✕2マトリクスは優先順位を決める際に活用されます。その他、戦略立案時に活用されるケースも多くあり、例えば現状の把握で紹介したSWOT分析で抽出した内部環境を縦軸、外部環境を横軸に整理したクロスSWOT、製品(既存製品、新製品)を横軸に、市場(既存市場、新市場)を縦軸にとったアンゾフの成長マトリクス、マーケティングにおいてはポジショニングマップがあります。各軸は大小あるいは有無(YES/NO)など、表裏の関係で判別できる項目が入りますが、検討対象によっては大中小やYES/NO/どちらでもないなどのケースもあり、そのようなときは3✕3マトリクスとして作成します。

(戦略時に活用する2✕2マトリクスのイメージ)



 
 


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